日本経済新聞社 大阪本社編集局の公式アカウントです。関西のニュースについて投稿します。バックナンバー記事の内容は紙面掲載当時のもので、現在は変わっている場合があります。インスタグラムはinstagram.com/nikkeikansai/です。
淡路屋(神戸市)は大阪・関西万博にちなんだ特製駅弁「EXPO2025 ミャクミャク ひっぱりだこ飯」(1980円)の販売を再開する。20日から公式オンラインショップで予約を受け付け、1日あたり数百個売り出す。予約して5日後に宅配便で届く。淡路屋の店舗でも受け取りは可能となっている。淡路屋の定番駅弁「ひっぱりだこ飯」と大阪万博の公式キャラクター「ミャクミャク」がコラボしたもので、容器や包
吉本興業は18日、中国・上海で20〜22日に予定していた公演の開催を中止すると発表した。理由は「やむを得ない事情」としているが、高市早苗首相の台湾をめぐる発言による日中対立の影響を受けての対応とみられる。吉本興業は現在開催中の「上海国際コメディフェスティバル」において、吉本新喜劇のほか、漫才やコントな
「ミャクミャクシューズが好調で、8000足も売れた」と喜ぶのはミズノの水野明人社長だ。大阪・関西万博の公式キャラクターをデザインしたTシャツやゴルフのボールポーチなど、ライセンスグッズの売り上げは「想定を5割上回った」。人気を受けて、万博閉幕後に黒とグレーのミャクミャクシューズ2025足の限定発売を決めたほどだ。2025年4〜9月期の連結決算は、売上高、利益ともに過去最高を更新した。万博
JR西日本は18日、全社員に一律12万円の一時金を支給することを決めた。「大阪・関西万博で、会場への安全輸送を担った社員をねぎらう」(同社)としている。専門社員や定年後に再雇用したシニア社員も対象で、夏季と冬季の一時金(ボーナス)と別枠で支給するJR西が18日、主要労組に通知した。11月1日時点で在籍する社員に12月以降支給する。JR西の契
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を運営するユー・エス・ジェイは18日、19日から始まる冬の期間限定イベント「ユニバーサル・クリスマス・ジョイ」を報道陣向けに先行公開した。約20年間にわたって冬のシンボルとなっていた巨大なクリスマスツリーに代わり、花火ショー「ライト・アップ・ザ・ナイト」をメインにする。イベントは26年1月4日まで。「ライト・アップ・ザ・ナイト」ではハローキティやスヌー
上場する大企業に少数株主として出資し経営支援まで行うファンド、ジャパン・アクティベーション・キャピタル(JAC)は18日、島津製作所に出資したと発表した。出資額は約400億円で、発行済み株式の3%超を取得したとみられる。島津製作所の経営陣とパートナーシップ契約を結び、企業価値向上を支援する。JACは2024年4月の1号ファンド稼働以降で投資は5社目。1社あたりの投資額としては過去最大になる。
関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)は18日に大阪市内で開いた定例記者会見で、日中関係の緊張化を踏まえて「関西経済界が築いてきた中国とのパイプを細くしてはならない」と述べた。2026年秋をめどに関西財界による訪中団の派遣を検討していることも明らかにした。松本会長は「関西経済界にとって中国は最大の貿易国で一衣帯水の関係だ」と説明。人的・経済的な交流の重要性を確認するために24年11月
りそなホールディングス(HD)傘下の関西みらい銀行は18日、近畿大学のインキュベーション施設「KINCUBA Basecamp(キンキュバ ベースキャンプ)」(大阪府東大阪市)内に起業家支援の相談窓口を開設した。会社の立ち上げやその後の経営における資金繰りや事業計
大阪府の吉村洋文知事は18日、大阪・関西万博会場に設置していた公式キャラクター「ミャクミャク」像の「旅立ちセレモニー」を29日に開くと明らかにした。東ゲート広場に府民1000人を招待。ダンスグループの「アバンギャルディ」などが出演する。詳細は21日午後2時に府のホームページで発表する。応募者多数の場合は抽選とな
東大阪大学(大阪府東大阪市)が短期大学部の留学生入試で、仲介業者から紹介された受験生を優遇し、合格させていたことが18日、分かった。同大が設置した第三者委員会は不公正な取り扱いがあったと認定し、影響を受けた不合格者2人について「遡って合格とすることを検討すべきだ」と指摘した。問題となったのは、介護福祉学科の2025年度留学生入試。24年10月〜25年3月に計6回実施された。報告書によると、東
大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会代表)は18日、高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁に対する中国の薛剣駐大阪総領事のSNS投稿に関し「外交官として非常に不適切だ。謝罪すべきだ」と語った。薛氏が主催する行事やイベントには「府知事として出席しない」とも述べた。大阪府庁で記者団の質問に答えた。外交官の自国への召還を事実上求める「ペルソナ・ノン・グラータ(好
工芸品を中心に生活雑貨を扱う中川政七商店(奈良市)は、環境対策を進めるなど公益性の高い企業を評価する国際認証「Bコーポレーション(Bコープ)」を取得した。千石あや社長に狙いなどを聞いた。Bコーポレーション 米国の非営利団体であるB Lab(ビーラボ)がビジネスを通じて社会をよい方向に変えていく目的で2006年に創設した。ガバナンス(企業統治)やワーカー(労働者・従業員)、コミュニティー(地域...
18日午前10時40分ごろ、福岡県八女市で小型航空機のような物が墜落したと119番があった。佐賀県佐賀空港事務所などによると、墜落情報がある小型機は午前10時13分に佐賀空港を離陸し、午後0時43分に大阪府の八尾空港に到着予定だった。乗っていた男性3人は京都府や神戸市在住とみられ、連絡が取れていない。八女
日本国際博覧会協会は17日、大阪・関西万博で実施した全面キャッシュレス決済の検証結果を公表した。万博に5回以上来場した人は日常生活でもキャッシュレス決済の利用が増加。会場内外の普及キャンペーンが後押しし、大阪府内在住者の決済回数の伸びも、東京を上回った。三井住友カードの協力を得て、4月13日の開幕日から8月31日までの同社発行のクレジットカードとiD決済のデータを分析した。5回以上来場した人の
美術家の倉貫徹による個展「響存」が、兵庫県芦屋市のギャラリー「寂永堂」で開催中だ(12月6日まで)。1970年代には関西を拠点とする前衛美術集団、具体美術協会にも参加した倉貫は、近年は石を使った絵画作品を手掛けている。荒々しい絵の具の飛沫やストロークが特徴的な抽象画が並ぶが「石の意志が半分、自分の意志が半分という状態で描いた作品。無意識的にではあるが、石の声に耳を澄ませている」という。寂永堂は
兵庫県が地盤のみなと銀行はビジョナル傘下のM&Aサクシード(東京・渋谷)と共同で、買い手側の企業の社名を公表した上で売り手側の企業を募るM&A(合併・買収)仲介を始める。2030年までに20社程度の買い手企業を集める。後継者のいない中堅・中小企業の事業承継を後押しする。同県を中心に地域経済の活性化につなげる。みなと銀とM&Aサクシードによる仲介はまず、みなと銀が融資先などから買い手側の企業を探
パナソニックホールディングス(HD)がYKKに傘下のパナソニックハウジングソリューションズを売却することを決めた。2025年から進める構造改革に向けて大きな前進となるが、構造改革後のパナソニックHDの姿が見えないという市場の懸念は払拭できていない。ハウジングは旧松下電工(後のパナソニック電工)の事業の一部を引き継いだ会社だ。パナソニックグループは松下電工と松下電器産業の統合、11年の三洋電機買