休んでも回復しない疲労は、睡眠や栄養が足りないから起きているとは限りません。
多いのは、エネルギーの消費過多です。
人の身体は、筋肉も内臓もホルモンも、自律神経も、すべてエネルギーを使って働いています。
つまり、体調とは「どれだけ補ったか」ではなく、「どれだけ消費しているか」で決まる部分が非常に大きい。
例えば、
・常に頭の中で考えごとが止まらない
・不安や緊張を抱えたまま1日を過ごしている
・身内や環境のストレス
・SNSや情報を浴び続けている
これらはすべて、脳と自律神経をフル稼働させ、内臓の回復に使うエネルギーを奪っていきます。
東洋医学ではこれを「気の漏れ」「気の散乱」と言ったりするのですが、どれだけ良い食事をしても、どれだけ寝ても、エネルギーが外に漏れ続けていれば、身体は満たされません。
だから慢性疲労で最初にやるべきことは、何を足すかではなく、何を減らすか。
余計な思考、過剰な情報、無理な人間関係、常に頑張り続ける生活リズム。
これらを減らしただけで、薬もサプリも使わずに体調が回復する人は珍しくありません。
仕方ない部分もありますが、冷静になると1つくらいは減らせること、捨てられることはあります。
足し算ではなく、引き算も大切に。