2021年1月に前立腺癌の骨転移で手術。4ヶ月の入院中、六呎のベッドの上で、何かに急かれるように俳句や短歌が生まれてきました。来し方をいつくしみ、行く方を時に恐れ嘆きしつつ作った、自由な俳句、短歌、戯れ歌、短詩などを整理を兼ねて投稿します。1953(昭和28年)に福島県の猪苗代町で生れ、12歳まで過ごし埼玉県浦和市へ。

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鼠には虎猫に見えフリーズし 【日本の話芸】 春風亭柳橋『ねずみ』 左甚五郎は、残された作品の製作年代が安土桃山から江戸後期まで及ぶと云われる伝説の名工。子供の客引きにせがまれ、仙台で「ねずみ屋」という見窄らしい宿屋に泊まる甚五郎。彫った鼠が動き出して大評判に…。鼠と虎と猫の三題噺。
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親子とて引いて足しても継げぬもの 【小痴楽の楽屋ぞめき】 古今亭志ん生と古今亭志ん朝の"引き算の美学" と云われる、垢抜けた江戸古典落語二席をじっくり鑑賞。志ん生は先週の『稽古屋』後半を補い前半を、志ん朝は1986年「東京落語会」より『大工調べ』の序を聞く。 出演 : 春風亭昇々|林家きよ彦
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義理の祖父仕立屋銀次見たと云ふ 【青空朗読】 織田作之助『経験派』 生涯(まだ残っているか?)一度だけスリに遭ったことがある。正月のアメヤ横丁でのこと。掏摸の小説を構想した作家が掏摸の顔を見たさに町に出る。彼は実感を尊重する「経験派」だった。しかし「掏摸」。いつ見ても可笑しな漢字だ。
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寒夜には二番煎じも薬やよし 【蔵出し名人会】 十代目金原亭馬生『二番煎じ』東京落語会(1972)より 夕べは十代目金原亭馬生の『二番煎じ』。今日22日午後からは「小痴楽の楽屋ぞめき」で、古今亭志ん生『稽古屋』と古今亭志ん朝『大工調べ』が放送される。志ん生ファミリー親子三人の贅沢な聴き比べ。
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鞄から笑いに涙音と夢 【ラジオ深夜便▽演芸100選〜若者ききもの・いろもの】 ▲ミニッツ「めおと音楽漫才」|ギターの伴奏に鞄の中から…瓢箪〜チャルメラ〜オカリナ〜ハーモニカ… ▲KEIKO「アコーディオン漫談」|昭和音曲テーマソング・ノスタルジア…かしまし娘、横山ホットブラザーズは新旧Ver.
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遅かりし腹が減っては腹切れず 【真打ち競演】 ▲ロケット団|倉本(向って右)のプロフ趣味欄が好き→飲酒、喫煙、読書 ▲玉川太福『祐子のセーター』|現役最高齢の曲師・玉川祐子シリーズ新作浪曲 ▲隅田川馬石『四段目』|『仮名手本忠臣蔵 四段目・判官切腹の場』フリークな丁稚の一人芝居滑稽噺。
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大正の浪速沖縄チャンプルー 【よしもと新喜劇】 すち子の、ハッピー子連れウェディング すっちー 清水けんじ 太田芳伸 岡田直子 青野敏行 吉岡友見 信濃岳夫 浅香あき恵 井上安世 島田一の介 千葉公平 石田靖 諸見里大介 ボンざわーるど 烏川耕一 山田花子 大黒笑けいけい 曽麻綾
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カクテルや赤玉パンチギムレット 抗がん剤、白血球増血剤、ホルモン薬…3種カクテルの副作用がジワってきた。今日は廿一日の弘法。真言のお寺〜ショッピング・モールのくまざわで探書を企んでいたが無理そうだ。今月末28日には、ミラクルな6人衆の軽呑み会があるが、参加はできそうだが、さて体調は?
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待つ影のこころは堅しそれは恋 【朗読の世界】 藤沢周平短編作品集「祝い人(ほいと)助八)」終 討手に赴く前、髪結に頼んだのは先日の美しいあの人だった。助八はぎこちなく結婚を申し込むが、再嫁の約が決まったと云う。だが、討手の役を果し独り、帰宅すると…門の前に助八を待つ人影が立っていた。
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憧れはあの峰を越え風のくに 【電脳綴里しなの膝栗】 通院ウォーキングは行き帰り違うコース。歩き慣れた街路でも同じ風景じゃつまらない。帰りは薬師堂で娘の風邪払い祈願(無神論者の方便)。「電脳綴里」美ヶ原へ長野県道67号を東に一直線。途中の地名が、里山辺とか入山辺とか…語感に胸が高なる。
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善き耳の善き口となりアーナンダ 今日は白血球増血剤の注射。この副作用もかなりのもので、血を造る大きな骨が重く痛む。その名状し難い伝え難い痛覚。医師や看護師の見診、聴診、嗅診、触診、問診…就中問診、患者としての自分の"伝(訴)える力"の弱さを改めて感じるこの頃。お医者の"聞く力"は如何。
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焼きそばはきっとアラブにアラビア〜ン 【昭和乾麺コレクション】 懐かしアラビアン焼きそば。千葉出身の妻が知人に頼まれネットで買ったと云う。アラビアンは千葉のソウル・フードとTVが喧伝している。埼玉では見ない。僕は日清派でマルちゃんの冷やし中華も乾麺派だった。今気になるのは東京拉麺。
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新しい恋は萌むや闇の陰 【朗読の世界】 藤沢周平短編作品集「祝い人(ほいと)助八)」朗読 : 中原丈雄 清兵衛、与次郎…下級武士の仇討もの3編目。御蔵役人助八は妻の早逝を機に何も構わない物臭になった。体から甚しい悪臭を放ち、ほいと(乞食)と陰口をきかれている。その家に美しい女が訪ねてきた。
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赤い靴もう履くめいよ墓地昏し 【青空朗読】 『赤いくつ』ハンス・クリスティアン・アンデルセン 楠山正雄 訳 朗読 : 宮崎文子 信仰、節操、敬虔、博愛、恩寵…神の国…少女の赤いくつは何の暗喩なのだろうか。私のキリスト教 "知識" の貧困さは畢竟、作中の墓地の描写のごとく薄明のさ中であった。
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菜の花や畝のエリート路地に野良 【電脳綴里しなの膝栗】 一時のブーム"根性ボタニカル"だが、今や跡形もなし。だが、目を低くして地上に這えば…どっこいおらたちは生きてるぞい。ふん。当たり前の世界線だなあ。(ビンボー)。十八日の観音。お供の薬師堂参り。お守り猫、僕を見ても逃げなくなった。
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花れんげ鳥やすずめの酒自在 【電脳綴里しなの膝栗】 昨日今日のウォーキングは10㌔強。1人歩きで行き来できて先ず善き哉。昨日、長野県道316梓橋を渡りいよいよ松本市入した。夕べは耳の聴こえが回復して、抗がん剤にも立ち向う気力が湧き、久しぶりに"一合五勺"(二合😅)。県道67号は美ヶ原への道。
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山の怪水の化けドロほら後ろ 【青空朗読】 落語『野ざらし』と池田照方『夜釣りの怪』 照方の祖父は大の釣り好き。ある夜釣りで釣友が化け物に遭い間も無く死んでしまう。それ以来釣りは止めたんだそうな。 大洋ホエールズの柳好"ファン"としては『野ざらし』は四代目でよろしくね(ゴムパッチン)。
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猫殿幾つで化けなさる 【青空朗読】 池田焦園『ああしんど』と水木しげる『猫又』 なぜ焦園の猫が…ああしんどなのか。 おばあさんがお嫁に来る時に―泉州堺から連れて来た猫なんで御座いますって。 この猫"三"は18年居たそうな。 猫は魔? 高校の時水木しげるの『猫又』を読み猫殿敬して親しまず。
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ご用心しっぽ二又うちのソラ 【青空朗読】 『夜釣りの怪』池田照方 『ああしんど』池田焦園 二人は大正期の浮世絵師で夫婦で38と31で早世している。焦園のお祖父さんの子供時分、炬燵の上で寝ていた古猫が にゅう と伸びをして「ああしんど」と喋った怪。古猫は猫又になり、人を飼う様になるらしい。
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蓮華未だのったりのそり歩く野辺 【電脳綴里しなの膝栗】 明日から抗がん剤月間。2〜3週間は副作用に苛まれる。昨日から左耳がまた詰まった。右は超難聴なので不自由この上ない。昨暮れから正月に兆しがあり何とか騙して来たが、もういけない。午後は耳鼻科行き。「電脳綴里」昨日ゆるり半里進んだ。
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