坂本龍一や冨田勲が、ドビュッシーに注目してたのは、その辺が動機になってるのかなとも、その指摘で思いました。
昔ウィスキーのCMで「マーラーの曲が東洋的」と言ってましたが、幾人かの西洋作曲者は東洋に対する憧憬もあったんでしょうかね。
武満徹さんは、明治以降の日本人の耳は平均律にもとづいた西洋音楽で教育されていて、日本古来の純邦楽は、まるで異国の民族音楽のように響くと言っておられましたね。
そして、本来身近であるはずの日本や東洋の音楽の魅力を、その影響を受けたドビュッシーらの西洋音楽を通じて「再発見」したとも。